門柱は、表札・ポスト・インターホン・門灯などを組み込んだもので、家の内部と外部をつなぐ機能のある重要な役割を果たしています。
また、特徴ある門柱は、その家のイメージを決めることもあります。訪ねてくるお客様が最初に目にする門柱は家の顔とも言え、門柱により家の印象が決まってくることもあるのです。それだけ重要な門柱について詳しく解説します。
そもそも門柱とは?
一般的に門柱とは、門の両サイドにある二本の柱のことを指します。従来は、敷地と外部を区切る塀に、そこから出入りするための出入口に設けられた門の支柱のことで、外構の一種です。しかし、最近のエクステリアや外構の業界では、門柱は門に建てる柱のことだけではなく、玄関先にある独立した構造物を門柱と呼ぶことが主流です。多くの門柱には表札やポスト、インターホンが取り付けてあり、道路と家との境界線や、門扉の横などに設置されます。
外構における門柱
門柱は、外構で真っ先に目に入る箇所といえます。門柱には表札やインターホンを取り付けるケースが多く、外構の中で、来客する方が必ず目にする重要な位置になります。それだけに、門柱は家の外観をよく見せたり、境界線の役割を示したりするだけでなく、外部からの無断侵入を防ぐ防犯効果といった役割も担っているのです。
門柱の種類
最近の門柱を大きく分けると、「機能門柱」と「造作門柱」の2種類になります。以下でそれぞれについてご紹介しましょう。
造作門柱
「造作門柱」は、ブロックやレンガを使って作る門柱です。使用するブロックやレンガの種類が変えられ、門柱そのもののデザインも可能です。また、塗装したり、カラーや素材・サイズを決めたり、選ぶ幅がとても広がります。また、門柱に設置する表札、ポスト・インターホン・門灯なども自分の好きなものが選択可能です。オリジナルティーあふれる門柱になります。
機能門柱
機能門柱は、建材メーカーなどが作る既成の門柱を指します。各メーカーが複数種類を製造しているので、自分のニーズに合った商品を選べます。近代的なおしゃれでモダンなデザインが多く、木調の素材を用いたものもあり、さまざまなデザインから機能性豊かな門柱をつくることも可能です。
門柱の素材
門柱にはさまざまな素材が使われています。外構全体のバランスを考えて最適な素材が選ばれ、素材の選び方で門柱のイメージだけでなく、外構全体の雰囲気も演出できます。
木製門柱
木製門柱では、天然木をそのまま使うこともあり、ウッド調の人工木や枕木なども使えます。木製の門柱は温もりが感じられる質感や、色合いが魅力です。木製門柱は、玄関が木製の場合はお互いが同調し、見た目の相性も良く、庭の植物ともよく釣り合います。最近はリフォームで出た大きな柱をリユースして、門柱にする方もいらっしゃいます。
レンガ製門柱
レンガを積み上げて作る門柱は、使用するレンガの優しい色合いで、洋風テイストの住宅によく似合います。レンガ調門柱はレンガの持つ素朴さを活かすことで、レトロ感があふれる、メルヘンチックな門柱を演出できるでしょう。
ブロック製門柱
最近の化粧ブロックはデザインやカラーが豊富で、おしゃれでモダンな塀として使用され、門柱の素材としても高い人気です。ブロックは質感も厚みもあり、カラーによっては重厚感が増すこともあります。また、比較的安価に入手でき、コスポのよい門柱材です。
コンクリート門柱
一部で根強い人気があるコンクリートの打ちっぱなしの門柱は、スタイリッシュでモダンな雰囲気になります。生コンクリートを流し込んで作るので、門柱の形が自由に決められ、オリジナルティーいっぱいの門柱ができます。また、施工工事も比較的簡単で費用も安く済む点がメリットです。
タイル門柱
タイルを貼った門柱は、使用するタイルで高級感や重厚感が感じられる門柱になります。コンクリートブロックなどで門柱の骨格となる躯体を作り、表面に好みのタイルを貼って仕上げた「タイル門柱」は、オリジナル仕様のデザインの門柱ができます。
塗り壁門柱
コンクリートブロックで基礎になる躯体を作り、上に塗装をして仕上げる「塗り壁門柱」は、塗り方や塗る色でさまざまな門柱にできることから、幅広く普及しています。アクセントで飾りとなる石やタイルを入れることも可能です。
まとめ
外構の中でひときわ目に付く門柱は、マイホームの顔ともいえます。さまざまな素材が使えて、いろいろなテイストの家に最適な門柱が設置できます。選択肢が多い門柱だけに、個性が出せる重要ポイントにもなるでしょう。
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