外構に階段は本当に必要なのか?特徴や注意点について解説!

外構に階段は本当に必要なのか?特徴や注意点について解説!

外構をどのようにするのか考えている際に階段を作るかどうかについて悩んでいないでしょうか。外構に階段を作ることで通常のそのまま玄関ドアに接続されている外構と違った見た目にできますので、興味のある方も多いでしょう。

しかし外構に階段を作る場合にはしっかりと検討する必要がありますので、階段があることによる特徴や注意点について解説します。

 

外構に階段は必要なのか?

戸建ての外構にそもそも階段は必要なのでしょうか。長所と短所がありますので、その特徴について把握し、必要と感じた場合には作りましょう。外構に階段があるメリットには以下のものがあります。

プライバシーが比較的守られる

外構に階段がある場合には通常の道路の高さに比べて目線が高くなります。そのために外から自宅の中を除くことが難しいです。外からの視線が気になる場合には階段の設置が良いでしょう。

子どもが飛び出さない

自宅に子どもがいる方の注意したいこととして、子どもが家から勢いよく飛び出していくことは不安になることもあるかもしれません。玄関先がすぐに道路に接続している場合にはとくに事故につながる可能性も高いので、階段を設置することで子どもが玄関から勢いよく飛び出す危険性を減らすことができます。子どもの安全性の確保のためにも設置することは良いでしょう。

水害に強い

階段を設置することで通常の高さより高くなりますので、水害にも強くなります。近くに川があり氾濫の危険がある場合や、海抜より低い位置に面しているために浸水しやすい場合には少し階段を建て高くすることで安全になります。上記が階段を設置する際のメリットになります。子どもがいる場合には必要性がある場合や、プライバシーを守るために設置することを検討することが良いです。しかしながらもちろんデメリットもありますので、デメリットについても解説します。

階段の昇り降りが負担になる

階段があることによる一番のデメリットは階段の昇り降りを毎日する必要があるという事です。自宅から出入りをするために階段の昇降が必要になりますので、ご年配の方がいらっしゃる場合には一度設置を考え直す必要があるでしょう。他にも、雨が降って滑りやすくなっている時にはご年配の方に関わらず転倒の危険性がありますので、注意する必要があります。

防犯性能が落ちる

玄関の前に階段があることで玄関ドアがはっきりと見えるようになりますので、防犯性能がむしろ下がるという意見があります。それだけではなく、玄関周りの移動がどうしても時間がかかりますので、万が一の時には対応が遅れる可能性があります。玄関を設置するメリット、デメリットについて解説しました。階段を設置することは必ずしも良い所のみではなく、注意が必要になる面もありますので、特徴を理解した上で設置を検討しましょう。

 

外構に階段を作る際の注意点

実際に外構を作る際には注意が必要になってきます。簡単に外構に階段を作ってしまうと後々後悔につながりかねませんので、しっかりと理解が必要です。

面積と高さから段数を決める

まずは階段の段数を計算して決める事です。階段の段数が決まることで一定の高さで階段を作る必要がありますので、階段を作る予定の場所の面積や高さを作ることで後々不満の溜まる階段になることを避けられます。

滑りにくい素材を使う

屋外に階段を設置するのですが、どうしても雨や雪によって階段が滑りやすくなることがあります。おしゃれな素材のものを使いたいという気持ちもあるかもしれないのですが、屋外向けの滑りにくい素材を使うことで雨の日においても転倒の危険性を抑えて快適に過ごせます。

必要に応じて手すりを付ける

階段の段数が増えた時には転倒のリスクが高まります。とくに足腰が弱ってきている年配の方がいる場合には手すりの設置が必要になりますし、段数が多くなることで手すりを付ける必要性は健康な方にもあります。また、手すりを付けることによって転倒防止柵にもなりますので、安全性がより高まるでしょう。外構に階段を設置する際の注意点について解説しました。階段を設置する際には見た目だけでなく、安全性を考慮した仕組みが必要になりますので、しっかりとした対策をしましょう。

外構に階段をDIYするには?

外構に階段を設置したい場合にはDIYで設置したいと言う方もいらっしゃるかもしれません。結論としては、階段をDIYすることはおすすめしません。その理由についても解説していきます。階段の設置を行う際には階段のユニットを取り付ける方法と、ゼロからコンクリートを使用して設置する方法があります。階段ユニットを取り付ける際にはメンテナンスにどうしても手間がかかったり、思った通りの階段を作れなかったりすることがあります。コンクリートで設置する際にはしっかりと1cmのずれのないような計算のもとに階段を作る必要があるでしょう。計算が間違っていなかった場合にも費用がユニットを取り付ける場合に比べて割高にもなりやすいのであまりおすすめできません。

 

まとめ

今回は外構に階段を設置する特徴や注意点、自分でDIYできるのかについて解説しました。外構に階段を作るメリットはいくつもありますが、反面として家族構成に応じて階段を作るかどうかは検証の必要があります。注意点としては階段が滑りにくいようにすることが必要です。階段はDIYが難しく、プロに任せることが必要になるでしょう。

「須田技巧株式会社」ではお客様のご希望に応じた階段を作っております。階段を外構に設置したいと考えている方、外交のリフォームに興味のある方はぜひ一度お問い合わせくださいませ。

 

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