外構の魅力を最大限引き出す！コンクリートの使い方を解説

外構といえば、庭や玄関周りのデザインを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、外構には、建物自体の外観や、車を駐車するスペース、アプローチなど、さまざまな要素が含まれます。こうした要素をコンクリートでデザインすることで、外構の魅力を最大限引き出せます。

そこで今回は、コンクリートを使った外構のデザインについてご紹介していきましょう。

 

外構のコンクリートアイテムの種類と使い方

外構のコンクリートアイテムには、さまざまな種類があります。代表的なコンクリートアイテムとしては以下の4つです。

コンクリートブロック

コンクリートブロックは、積み重ねることで壁やフェンスなどの構造物を作れます。サイズや形状もさまざまで、自由に組み合わせてデザインできます。

コンクリートタイル

コンクリートタイルは、床やアプローチなどのフローリングとして使用されます。さまざまな色や質感のものがあり、自分の好みに合わせて選べます。

コンクリートプランター

コンクリートプランターは、植物を植えるスペースを作れます。サイズや形状もさまざまで、庭やベランダなどに設置して使用できます。

コンクリートベンチやテーブル

コンクリートベンチやテーブルは、屋外のリビングスペースを作れます。自由な形状やサイズでカスタマイズでき、屋外での食事やくつろぎの場として使用できます。

 

コンクリートアイテムのデザインとカスタマイズの方法

コンクリートアイテムをデザインしたり、カスタマイズしたりする方法として、以下の4つが挙げられます。

塗装や染色

コンクリートアイテムは、色を変えることで印象を変えられます。塗装や染色をすることで、コンクリートアイテムの色や質感を変えられるのです。とくに、染色をすることで、天然石のような風合いを出せるでしょう。

形やサイズの変更

コンクリートアイテムは、形やサイズを変更することで、自分の好みに合わせてカスタマイズできます。とくに、オーダーメイドのコンクリートアイテムを作ることで、オリジナルのアイテムを作れるのです。

エッチング

コンクリートアイテムに文字や模様を彫り込むことで、個性的なアイテムを作れます。エッチングは、専用のツールを使用して行います。模様や文字を細かく彫り込むことで、コンクリートアイテムに立体感を与えられるのです。

素材の組み合わせ

コンクリートアイテムを他の素材と組み合わせることで、よりオリジナルなデザインを作れます。たとえば、木材やガラスなどと組み合わせることで、コンクリートアイテムの硬質な印象を和らげられるのです。

 

コンクリートアイテムのメンテナンスと寿命について

コンクリートアイテムは、その性質上、比較的丈夫で長持ちします。しかし、適切なメンテナンスを行わない場合、劣化や破損が起こることがあります。コンクリートアイテムのメンテナンスと寿命について、具体的には以下の4つを理解しましょう。

汚れの洗浄

コンクリートアイテムは、汚れが付着することがあります。とくに、外構の場合は、雨水や風によって汚れが付着することが多いでしょう。こうした汚れは、水と中性洗剤を使用して洗浄することで、比較的簡単に落とせます。ただし、強い酸性・アルカリ性の洗剤は避け、水拭き後はよく乾かすようにしましょう。

亀裂や破損の補修

コンクリートアイテムは、長期間使用すると、亀裂や破損が生じることがあります。こうした場合は、補修が必要です。補修方法は、亀裂や破損部分を削り取り、補修用のコンクリートを詰める方法が一般的です。補修用のコンクリートは、耐候性や耐久性に優れたものを選びましょう。

防水コーティング

コンクリートアイテムは、水分を吸収することがあります。とくに、水が多くかかる場所では、水分がコンクリートの内部に浸透します。凍結・融解が繰り返されることで、劣化が進むことがあるのです。このような場合は、防水コーティングを施すことで、劣化を防げるでしょう。

寿命

コンクリートアイテムの寿命は、材質や使用環境、メンテナンスの状況などによって異なります。しかし、一般的には、10年〜20年程度と言われています。寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが必要です。

 

まとめ